三番勝負、ここまで二番を終えて、対戦成績は1勝1敗。
なかなかいい感じで来ています。
いざ、最終決戦の地へ。
長駆、第二総合運動場を衝くのだ!
…って、隣じゃん!
仮装したままの変なかっこうの集団が、スタコラ歩いて到着しましたとさ。
第二総合運動場のメインアリーナ。
広い体育館に、パァン、パァンと快音が響いています。
この日は「バドミントンのつどい」の開催日。
ネットが張られたコートは4面。シングルスやダブルスで、参加者のみなさんが思い思いにシャトルを打ち合っています。
「ようこそ、いらっしゃいました」
出迎えてくれた結城さんという男性に、まずはインタビューです。
バドミントンを始めたきっかけは、何ですか?
「実は私、アナウンサーをやっておりまして…」
なんと、我々の大先輩ではありませんか!
結城さんがバドミントンを始めたのは、スポーツ中継の取材で出会ったのがきっかけでした。健康づくりに役立つ生涯スポーツで、誰でも入りやすく、それでいて上達するほどに奥の深さがわかってくる。その魅力にはまってから、かれこれ30年。そうおっしゃる結城さん、確かに体は引き締まって、身のこなしも軽やかです。
そもそも北摂はバドミントンが盛んだということですが、箕面にはかつて日本リーグで何度も優勝したサントリーのバドミントン部(現在は解散)があり、その影響もあって強豪の選手も多いとのことでした。
向こうのコートでは、女性たちが和気あいあいとダブルスの試合中。ちょっとお邪魔してお話を。
「私たちは、子どもが幼稚園の頃からの付き合いで」
家もご近所だということで、気の合った仲間同士、バドミントンを楽しんでもう5年ほどになるそうです。
他にも、親子で参加しているかたや、学生、祝日には小学生のグループも来ているとのことでした。
さて、そろそろ対決と参りましょうか。
「シャトルシュート対決」です!
対決ルール:離れた場所のバケツにシャトルを打って入れる。7球打って、多く入った方が勝ち
たんけん隊の挑戦を受けて立つのは、結城さんです。
といってもバド歴30年のベテランですから、ハンデをいただきました。
たんけん隊は、ネットを越えてすぐ、一番手前のコーナー。ショートサービスの落下点のバケツ。
結城さんは、ネットを越えた向こう、一番奥のコーナー。ロングサービスの落下点のバケツを、それぞれ狙います。
といっても、こんなの入るんでしょうか?
練習で、結城さんが手前のバケツを狙います。
パン・・・・スコン
おおっ!入った!
これはすごい、さすが!
なんだか、たんけん隊も入りそうな気がしてきました。
いよいよ対決本番。
それではまず、結城さんからお願いします。
パン・・・・
あっ、惜しい!
20センチほど、横に外れました!
続いて、たんけん隊。
パン・・・・
あーっ、外れた!
近いから入りそうなんだけど!
結城さん、第2球。
おおっ!惜しくも、バケツのふち!
その後、お互いに惜しいところまではいくものの、1球も入らず。
うーん、これはちょっと困ったぞ。
中継時間内に決まらないんじゃ…。
結城さん、ちょっとこの対決は、難しかったですかね。
「そうですねぇ…」
スコン
ああっ!入った!
なんとたんけん隊チーム、ピカチュウ的場が劇的に決めたァ!
っていうか、見てなかったけど。
それではこの勝負、次に結城さんが打って入れば引き分けとしましょう。
「あっ、外れた」
ということで、シャトルシュート対決の結果は、たんけん隊チームの勝利!
おめでとう!
正直言うと、大分勝ちを譲ってもらったようなところもありますが…。
「いえ、見事なコントロールでしたよ」
と褒めていただきました。
<たんけん隊三番勝負・ハロウィンの陣 結果>
第1戦「ピンポン玉リレー対決」 たんけん隊 ○-× 和敬会
第2戦「仮装つなひき対決」 たんけん隊 ×-○ つばさ学園さくら組
第3戦「シャトルシュート対決」 たんけん隊 ○-× バドミントンの集い
総合成績…たんけん隊 2勝1敗
なんと、トータルで勝ち越しは、たんけん隊三番勝負始まって以来の快挙。
やったー!喜ぶメンバーたちでした。
勝利の原因は?
ひょっとしたら、変な格好に相手が惑わされたのかも…。
菅濱小香は女ウォーリーの格好がよく似合っていて、自分でも気に入ったようす。
「いっそ今後、このまま街中に出て、ウォーリーの格好の私を探すという企画はどうでしょう?」
その名も、
「ココはどこ?私は誰?」
うーん、気が向いたらね…。