しあわせの道しるべ:第14回(11/6放送)兼古カホルさん

2016/11/06


『幸運(しあわせ)の道しるべ』(30分番組)

毎月第1日曜 15:30〜
(再放送:同日夜22:30〜、翌月曜15:30〜)

誰にでもある人生のターニングポイント。
そのとき、何を感じ、どう選択していったのか。

フリーライター・コーディネーター 中村のりこが、
公私で出会う素敵な方々を毎月ゲストにお迎えして、
その方の人生の転機についてお話を伺っていく対談番組です。

大きな波を起こすものではないけれど、
ラジオを聞く人の心に、小さな道標ができる。
そんな番組をめざしています。

今回のゲストは・・・

オフィスKA・HO・RU代表/音楽プロデューサー
兼古カホルさん。

01

幼少期から運動神経バツグンだったカホルさん。
小学校6年生のときには、水泳の西日本記録も持っていたほど!
音楽番組全盛の時代、TVから聞こえる洋楽に合わせて、歌って踊っていました♪

音楽が大好きだったこともあり、大学はピアノ科へ進学。
卒業後は、初めてピアノに触れる方への「導入指導」に力を注いできました。
自分が大好きなピアノを長く続けてもらうためには、
最初が肝心だと考えたからです。

そして、結婚。今までの家庭とは違う環境、考え方がおもしろく、
結婚・子育ては、新しい価値観がプラスされた、
人生のターニングポイントだったと振り返ります。

一方、14年前に義父さんが亡くなってからは、ご主人の家業である
箕面・桜井の「鰻のかねこ」女将としての仕事にも関わるようになり、
ピアノ講師との2足のわらじを履くことになります。

そして、あるとき、ピアソラ「リベルタンゴ」を聞いたときに、
人生が変わりました。

音楽や舞台芸術も大好きで、いろいろなコンサートや舞台を観たり聴いたりしていました。
そんな中で、山本京子さんが編曲するピアソラの曲に出会ったのです!
激しさの中に、人生の悲喜こもごもを表現した楽曲に引き込まれました。
「私が演奏したい曲はこれなんだ!」と衝撃が走ったといいます。
それから、山本京子さんの編曲する曲を弾いたり、聴きに行ったりする中で、
京子さんの編曲を最高に演奏するクトロヴァッツ兄弟のピアノ演奏にも出会います。

これだ!と思ったら、全身で突き進むカホルさんは、
関西でクトロヴァッツのコンサートがなかなか開催されないと知ると、
「これはもう自分で企画するしかない!」と、
コンサート企画をするために、音楽事務所を設立!

「立ち止まらない、振り返らない、前だけ見て突っ走るタイプなんです」と笑うカホルさん。

ついに夢を実現させてしまいます。
現在では、音楽プロデューサーとして、
いくつものコンサートを企画開催されています。

今後は、惚れ込んだ山本京子さんの楽譜のオンデマンド出版を進め、
長く住んでいる箕面の地で、箕面在住のアーティストさんとも音楽イベントを開催したいと話してくれました。

ポジティブなカホルさんですが、
「へこんだときはどうするんですか?」の問いに、
「ガーンとへこんだら、よく飲んで、よく食べて、よく寝る」
「お芝居見たり、ミュージカルみたりしてエネルギーをチャージします」
とのこと。
へこんでもなお、行動的♪ 前に進むことは大事ですね。

【兼古カホルさんからの“道しるべ”メッセージ】

何かに挑戦するときは、やっぱり不安もあります。
だけど、まず、目標を決めてしまうんです。
そして、決めたらそれに向かってやる。
やりながら、ひとつひとつの問題を解決していって、
とにかく目標にたどり着けば、それでいいんじゃないでしょうか。
達成できれば、やった〜!と自分にご褒美ですし、
うまくいかなくても、それは必ず糧になっているはずですから、
なぜダメだったかを考えながら次へ行けばいいと思います。
やっているときを楽しんでいるのかも知れませんね。

カホルさん、ありがとうございました。

オフィスKA・HO・RUホームページ
(主催コンサートの詳細も載ってますよ♪)
http://piano.office-kahoru.biz/KA.HO.RU/Welcome.html

02

次回の『幸運(しあわせ)の道しるべ』は…
 12月4日(日)15:30〜
 (再放送:同日夜22:30〜、翌月曜15:30〜)

次回もお楽しみに!

<放送の聴き方>
■ラジオで聴く(FM81.6MHz)
■インターネットで聴く http://fm.minoh.net/
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