日本最古の絵の具屋さんが開発した胡粉ネイル@「発見!技あり日本」

2016/11/30

「デイライトタッキー」第5水曜日放送の「発見!技あり日本」では
日本が世界に誇る技や特産品をご紹介しています。
今月は京都の老舗  日本最古の絵具屋さん上羽絵惣株式会社さんが手がける
胡粉ネイルについて、第十代目取締役 石田結実さんにお話を伺いました。
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上羽絵惣株式会社は創業260年あまり。
創業の地 京都市下京区でいまも胡粉、泥絵具などを営んでいらっしゃる
日本最古の絵の具屋さんです。
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日本に伝わる色の美しさを形を変えて現代に伝えることはできないかという願いから
開発されたのが胡粉ネイルでした。
胡粉とは古くから日本画に使われているホタテ貝殻の微粉末から作られる天然顔料。
水溶性の胡粉ネイルはアセトンなどの有機溶剤を使わないため刺激臭がなく、爪への負担が少ない上、除光液ではなく消毒用アルコールでネイル落としが可能なので爪に優しいのです。

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家業の「色」を伝えるために開発した胡粉ネイルは、石田さんが思いもかけなかった広がりを
見せています。放射線治療のため肌や毛髪だけでなく爪も弱くなっている癌患者さんでも、
胡粉ネイルなら楽しめると、ある介護士さんが気がつかれたのが始まりで、
現在では全国44カ所の院内サロンに置かれ、これからも増える傾向にあるそうです。

「病の闇と闘われている方が胡粉ネイルの彩りで少しでも元気になってくださっていると
お聞きして、とてもやりがいを感じています。そしてもっともっと元気になっていただける
商品を開発していきたい」
と石田さん。
その言葉通りここまでに、胡粉の成分炭酸カルシウムの汚れを落とす作用を生かした
「胡粉石鹸」、さらっとした使用感の「珠肌はんどくりーむ」、日本女性の肌色に似合う色を
使った「宝石リップ」が生まれています。

日本最古の絵の具屋さんの立場から、胡粉ネイルを生み出したことで
「女性はいくつになってもどんな立場になっても美しくあることに喜びを感じられる
素晴らしい存在だと改めて学ばせていただいた」とおっしゃる
第十代目取締役 石田結実さんでした。

胡粉ネイルに興味のある方、取り扱い店舗を知りたい方はこちらへ。
上羽絵惣Website

【プレゼント】
上羽絵惣さんからタッキーをお聞きの5名の方に、胡粉ネイルと胡粉ネイル専用除去液セットを
プレゼントいただきました。
色は人気の「金雲母撫子(きららなでしこ)」。
淡い薄紅色(撫子色)のクリアタイプのネイルで、金のラメが艶やか。
女性らしい指先を演出できます。

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ご希望のかたは 住所、氏名、ご連絡先(電話番号)を明記の上「ネイル」係まで。
なおこのプレゼントはタッキーまで取りに来ていただける方に限定させていただきます。
メールアドレスは816@minoh.net
締め切りは12月6日(火)、当選者にはタッキースタッフからご連絡させていただきます。
楽しみにお待ちくださいね。
たくさんのご応募お待ちしています。
(文責:千波留)