涙の生活発表会…「心のオアシス」法泉寺住職・山下正和さん

2017/02/16

yamashita-1デイライトタッキー木曜日(パーソナリティー・黄堂あゆ子)、第3週午前11時からは法泉寺住職・山下正和(やました・まさかず)さんをお招きし、「心のオアシス」をお送りしています。

山下さんが園長を務める粟生幼稚園では、先日「生活発表会」が行われました。
生活を発表する会?よく考えたら、ちょっと不思議な言葉かも。
山下さんによると、以前は「おゆうぎ会」と言っていたそうで、
「園での生活を、劇あそびやさまざまな題材を通して発表する会」が略されて「生活発表会」になったのだろう、とのことでした。
他の行事、運動会や音楽会では、演目は全て先生が決めていきます。
それに対して、この生活発表会では、先生と子どもたちが相談しながら内容を決めるそうで、自分でギャグを考えたりする子もいたり、中身がどんどん変わっていきます。
そうして迎えた本番当日、やはり今年もさまざまなドラマが。
失敗もありながら、逆に上手くいったところもあり。誰かがセリフを忘れて困っているのを、横の子が教えてあげたりと、助け合う姿も見られました。
そんな中、山下さんが特に印象的だったのは、一人の女の子。
「今までずっと、私の前ではぜんぜんしゃべってくれない子だったんです。それが、発表会のときに、いちばんしっかりセリフを言っていて…あんなにしゃべれる子だったのかと、嬉しくて思わず涙が出そうになりました」
ひょっとしたら、その子は将来女優になるかも?
今のうちにサインもらっておいたらいかがですか?
そうですねえ、と笑う山下さん。
もっとも、生活発表会が終わってからは、あいかわらずその子は山下さんの前ではしゃべってくれないのだそうです。

■法然上人の「御忌」
浄土宗の開祖・法然上人の年忌法要「御忌(ぎょき)」が、毎年4月に行われています。
かつて仏教が、支配層など特権階級のためのものだった時代に、法然上人は「念仏を唱えれば、誰でも救われる」という教えを説きました。そのことで迫害を受け、島流しにされますが、その後再び都に戻ってきます。
「その途中で、法然さんは箕面の勝尾寺に、3年間滞在していたんです」
山下さんが住職を務める法泉寺は、法然上人の死の2年後、1214年に開かれたといいます。きっと法然さんの教えを受けた人たちが、それを受け継ぐために寺を作ったのでしょう、と山下さん。
勝尾寺では、西国街道沿線の十二の寺が毎年持ち回りで、法然上人の御忌を営みます。
今年は法泉寺の担当で、4月11日(火曜日)の午後2時から行われます。
山下さんが住職になってからは初めてということもあり、今から緊張気味な山下さん。どんな行事か見てみたいかたは、法泉寺までお問い合わせください、とのことでした。